2012年9月3日月曜日
「常に不満足であれ」。世界最高峰のパン職人
飛騨の田舎に、「不機嫌なパン職人」がいる。
眉間にシワを寄せ続けるその顔は、怒っているかのようにも見える。
彼は「不満」なのである。
何に不満なのかと言えば、自分の作った「パンの出来」に不満なのである。
彼のパンづくりの技術は、それほどに拙(つたな)いのか?
いやいや、そんなことはあるはずがない。
なぜなら、彼は「世界」でも認められた一流のパン職人なのだ。
彼の名は「成瀬正(51)」。
2005年の世界大会「クープ・デュ・モンド」で日本代表に選ばれ、団体で「世界3位」という輝かしい成績を収めた。
彼はその時のチームリーダーであった。
※クープ・デュ・モンド(Coupe Du Monde)とは、パン職人のワールドカップのようなものであり、3年に一度、フランス(リヨン)で開催される。
2012年6月20日水曜日
風評は「情報の一つ」。星野佳路氏
東日本大震災(2011)の被災地となった東北地方。
それ以来、「風評被害」という言葉が東北のアチラコチラから絶えず漏れ聞こえてくる。
風評被害という言葉には、「どうしようもない」「しょうがない」といった諦観が漂っている。
それもそのはず。今季の東北のスキー場などでは「集客が半減した」というところも珍しくなく、場所によっては8割減などという信じ難い数字までがあるようだ。
そんな恐ろしい数字を見てしまえば、「風評被害のせいだ」と責任追求したくもなるだろう。
それでも、「星野佳路」氏は10年後の東北を見据えている。
「(震災が起こる前の)2010年の東北よりも、2020年には遥かに強い東北をつくる」
星野氏はリゾート開発の達人であり、今までに幾多となく廃れた観光地に新しい息吹を送り込んできた。
2012年6月15日金曜日
ウンコをしたら、ウンコを流そう。たった一つのルール。
「ウンコをしたら、ウンコを流そう」
これが「奇跡の避難所」とのちに呼ばれる明友館(宮城・石巻)の「たったーつのルール」だった。
「流す」といっても、簡単なことではない。
ボタン一つを押せば流れるわけではなく、「外から排水溝の上澄みをすくってきて流すしかない」。
なにせ、ここは大震災直後の被災地である。
狭い場所にギュウギュウに詰め込まれた避難所にあって、「細々しい決め事」が多ければ、逆にトラブルの元ともなりかねない。
それなら、「ウンコをしたら、ウンコを流そう」。
この最低限のルールだけ、守ってもらおうじゃないか、となったのだ。
登録:
投稿 (Atom)