2012年9月8日土曜日
「空飛ぶ絨毯」の夢。「ものづくり」が生み出すものとは…。
「もし、『空飛ぶ絨毯(じゅうたん)』があれば…、もっともっと多くの命を助けられたのに…」
空飛ぶ絨毯? 何かの冗談か、もしくは聞き間違いか? いや、そのどちらでもない。「空飛ぶ絨毯」と言った久保田憲司氏は「大真面目」だ。本気になって、空飛ぶ絨毯をつくろうとしているのだ。3.11の大震災の時、本気でそう思ったのだ。
天下未曾有の大災害の中、多くの人々が瓦礫の下敷きになっていた。その苦しむ人々を助けようと、懸命に探索するヘリコプター。しかし悲しいかな、ヘリコプターでは近くまで行くことができない。
「あぁ、こんな時に、地面から1~2mの高さをスーッと飛んで、どこにでも垂直に離着陸できる乗り物があれば…」
その乗り物こそが、久保田氏の言う「空飛ぶ絨毯」である。
2012年9月3日月曜日
「常に不満足であれ」。世界最高峰のパン職人
飛騨の田舎に、「不機嫌なパン職人」がいる。
眉間にシワを寄せ続けるその顔は、怒っているかのようにも見える。
彼は「不満」なのである。
何に不満なのかと言えば、自分の作った「パンの出来」に不満なのである。
彼のパンづくりの技術は、それほどに拙(つたな)いのか?
いやいや、そんなことはあるはずがない。
なぜなら、彼は「世界」でも認められた一流のパン職人なのだ。
彼の名は「成瀬正(51)」。
2005年の世界大会「クープ・デュ・モンド」で日本代表に選ばれ、団体で「世界3位」という輝かしい成績を収めた。
彼はその時のチームリーダーであった。
※クープ・デュ・モンド(Coupe Du Monde)とは、パン職人のワールドカップのようなものであり、3年に一度、フランス(リヨン)で開催される。
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